通訳ガイドの仕事を始めたのは2010年。以前に記したように(↓)、東日本大震災やコロナのアウトブレイクで訪日外国人が消えた時もあった。
昨年、コロナ禍のあと復帰し、いつまでやろうかなと思案するも結論が出る前に、娘の出産前後のサポートで、またしばらく小休止が続いた。そして、今年になって、無事に再度のリスタート。
体力や知力やいろんなことが低下してきているし、何より前にも増して人混みが苦手になってきたので、仕事にピリオドを打って、マイペースでプライベートを楽しむ時間を増やすという選択肢が浮かぶのだけれど……今回、再開して、やっぱり、もう少し仕事をしたいと思う私がいる。なんでだろう、と思う。
きっと、ネガティブ要素を上回るプラスがあるのだろう。心地よい緊張感や達成感に加えて、ピンポイントにお客様の興味に添うことができた時の喜びとか。
ただし、再復帰後の仕事を受ける時のマイルールには、以前からの「都内限定、個人のお客様」という条件に「半日、食事なし」が加わった。この一期一会の仕事、限られた時間だから、1日一緒にいることで、お客様との距離がグッと縮まり、満足感が高まる場合があるのだが、いかんせん、ヴィーガン寄りの食事を好む私にとって、食事内容を自分で決められるほうが断然心地よいのだ。
なので、最近は機嫌よく仕事をしていて、もう一週間走ってない。いい足休めになるといいな。近い将来、ピリオドを打つ時がくるまで、もう少しだけ、仕事に励もう。