またもや、良書と出会った。図書館の棚から目に飛び込んできた『愛媛県新居浜市上原一丁目三番地』（鴻上尚史著、講談社、2023/3/27発売）。 作家、演出家、映画監督として活躍されている鴻上尚史氏の自伝的小説。いや、自叙伝なのだろうか？ 新居浜市で過ご…

ご機嫌に気持ちよく暮らすために、5年くらい前から少しずつ物を減らし始めた。 昨日は、久しぶりに洋服類を見直し、秋物中心に古着屋さんに持って行った。家にある所有物をきちんと把握し、少数の好みの物だけに囲まれる生活にあこがれる……が、まだまだ道は…

先日、歩いていて、ビルの壁面の紫陽花色に目が引き付けられた。あちこちで咲き始めた旬の花を思わせるアルファベットはTokyo FMのサインだった。 一気に、頭のなかが30代前半にタイムスリップする。文芸翻訳と格闘していたころ、子供たちが学校に行っている…

「ベールダウン」……最近まで聞いたことがなかった。チャペルで行われる挙式で、ウェディングドレスを身にまとった花嫁がヴァージンロードを歩く前に、フェイスベールを下ろすセレモニー。ヴァージンロードは父親と歩き、ベールダウンは母親が務めることが多…

はてなブログの中から「旬な話題」をピックアップする企画があるという。その「はてなブログで話題」の最近のテーマは「大人になってから大学で学ぶこと」。 このテーマに当てはまるような、いややっぱり当てはまらない、というちょっと微妙な体験をしたこと…

そろそろ、胡瓜がより美味しく感じる季節。そんな時に思い出すことがある。 子供たちが小学生のころ。外で仕事をしていた母は週に何度か食材宅配サービスを利用していた。息子と娘で、ボックスに入った食材を冷蔵庫に入れておいてくれたものだ。ある日、帰宅…

今日のランチは、気が置けない大切な友人と、食のプロフェッショナルな友人（以前に投稿したフルーツグラノーラのレシピを教えてくれた友人）が隔週の日曜日にオープンするカフェで。彼女たちはふたりとも元ジム友。そして、ふたりとも自分のスキルを活かし…

先週の平日、仕事のリスケでぽっかりと2日間の時間ができた。迷わず、学生時代を過ごした街、京都へ。初めて一人暮らしたした街だ。もう40年という月日が経っているが、思い出がそこここに詰まっている。 京都の街を南北に流れる鴨川〜季節を問わずよく川べ…

後になって「ああ、あの時が転機だった」と思う出来事がある。 私の通訳ガイドの仕事の場合、それはちょうど10年前にやってきた。資格は取ったものの独り立ちする勇気も自信もなく、国際協力関係の団体に常勤していたが、2010年10月の50歳の時に意を決してフ…

9月最後の週末。甥っ子のヘルプを受けて、急きょ、故郷の地を踏んできた。コロナ禍のため、飛行機に乗るのも実家に戻るのも1年10か月ぶり。 仕事で頻繁に訪れていた羽田空港もすっかり様変わり。PCR検査室が常設され、保安検査場も3箇所に削減されている。空…

俳優の千葉真一さんが亡くなったとニュースで知った。 千葉真一と言えば、私のなかではキイハンター。当時、私が育った田舎では、テレビの民放のチャンネルが1つしかなく、テレビはほとんんど見ていなかったので、数少ない大好きな番組のひとつだった。風間…

7月も後半。朝から気温が上がり暑い毎日。どの天気予報でも熱中症に対する警戒を伝えている。まだ、熱中症という言葉を聞いたことがなかった頃、子供たちが小学生だった時の8月後半の休日の記憶がよみがえる…… 子供たちのサッカーの練習で夫はパパコーチ、私…

私が使わせてもらっている「はてなブログ」では、「今週のお題」があってそのお題に関連した記事を紹介するコーナーがあると知った。少し前のお題が「お弁当」の思い出だったので、遅ればせながら、今日はお弁当のことを書いてみようと思う。 子供の頃、母が…