60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

よく動けば、老後もすこやかに暮らせるか!? そんな試みを楽しむ日々を綴ります~~The fitness journey of a Tokyo woman in her 60's

日曜の夜、緊張が走る~All's Well That Ends Well

日曜の夕方、相撲部屋の朝稽古見学から始まる翌日の仕事の準備をしていて、「あっ」と声が出た。

 

今は大相撲三月場所の最中。力士は全員、大阪に滞在しているはず。なのに、東京の相撲部屋で稽古があるはずない。そう思った瞬間、エージェントの日本支部に電話を入れていた……確認してもらうと、連絡ミスとのことで、相撲部屋ではなく(当初の待ち合わせ時間7:30amを変更しないためだったのか)豊洲市場につれていってほしいとメールがきた。

 

が~~ん。2018年秋に築地から移転した豊洲市場へは、コロナ前に2、3度、お客さんと行っただけ。しかも、今年の2月に「千客万来」という新しい施設がオープンしている。もう下見に行く時間はない。あせりまくって、Webサイトで情報を集める。ありがたいことに、Youtubeもあって視聴するが、不安はぬぐえない。

 

なんで、もっと早く気付かなかったのか、と悔やんでも仕方がない。夜は頭が働かないので、とっとと寝ることにする。翌日は、緊張のあまりアラームが鳴るよりもうんと早く目が覚め(ルーティンのワークアウトだけはして)、コーヒーの力を借りながら予習し、早めに自宅を出る。

 

深い眠りはわずか5分(涙)/朝のワークアウトは欠かせない/ゆりかもめの駅に近いホテルで助かった

この日は、早朝から風が強かった。豊洲市場の最寄り駅へは「ゆりかもめ」を使うことになるが、強風で運転見合わせとなることも考慮して、バスルートも確認してから、ホテルへ向かう。最低限やることはやった。「楽しもう!」と自分に言い聞かせながら。

新橋駅前で、バス停の場所と時刻表を確認する

そして、7:30にお客さんと話し始めたら……あれっ!彼らから「豊洲市場」の言葉が出てこない。ご希望は、昨日行った浅草、上野、秋葉原以外のおすすめの場所という。時間が早すぎるので、最初に向かうのは築地場外か豊洲市場はどうかと提案すると、14:30に豊洲のチームラボプラネットに行くので築地がいいとおっしゃる。あらっ!!まさに拍子抜け。エージェントが急遽付け加えた10,000円の予算で、たっぷりと築地の食べ歩きを楽しんでもらい、最後は渋谷へ。奥様の70歳の誕生日を祝って、サンフランシスコから訪日したご夫婦。お茶目な奥様と穏やかでしっかり者のご主人と、11:30に笑顔でお別れし、私は、ふぅーと大きく安堵のため息をついた。

 

今日は、昨日と打って変わって、寒いけど風は穏やか。まだ残っている疲れをほぐすためにもゆるラン。

3/17(日曜日)、走る前に相撲のことを気づいていたら、どうしただろう?