60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

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よく動けば、老後もすこやかに暮らせるか!? そんな試みを楽しむ日々を綴ります~~The fitness journey of a Tokyo woman in her 60's

散歩で神社巡り~Visiting the Nearby Shrines

湿度74%ながら気温26℃で日差しがない朝のひととき、思い立って近所の神社を巡ってきた。小さな祠から、お宮参りのご家族が祈祷を受けている神社まで。

 

 

通訳ガイドの仕事で、明治神宮浅草寺を訪れることはもちろん多いが、私が好んでお連れするのは、もっと小さな神社や典型的なお寺。

 

たとえば、気づくことなく通り過ぎてしまいそうな小さな「無事富稲荷神社」。浅草の新仲見世通りの近くにあり、地元の人たちが商売繁盛を祈願してか、日本酒や油揚げをお供えしていることが多い。

 

お寺なら、アクセスしやすいこともあって、原宿と渋谷の間にある明治通り沿いの「長泉寺」や河童橋近くの「東本願寺」。稲荷町駅すぐの講道館柔道発祥の地でもある「永昌寺」も。いずれも墓地が隣接されているのだ。仏教の5要素(空・風・火・水・地)を表すユニークな形の卒塔婆が立ち並び、お彼岸やお盆の頃ならフレッシュな花が供えられていて、欧米の方たちに神社との違いを理解してもらいやすい。

 

Webサイトによると、日本全国に神社は約8万8,000、寺院は約7万8000。欧米人のお客様からすると、神社仏閣は日本を感じる場所でもあるので、興味津々で耳を傾けてくださる。そして、私は決まって次の質問をする。

 

「日本のコンビニの数ってどれくらいだと思う?神社より多い?少ない?」

 

今まで質問したお客さまの答えは100%「コンビニのほうが多い」。うふっ、コンビニの数は約5万6000。神社やお寺の数のほうが圧倒的に多いのだ。

 

そんなことを思いつつ、今日はなるべく何も考えないようにして、2時間強の散歩。手ぶらで歩く時間は快適だった。

 

まだ咲いているアザミの花を見つけた!