60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

よく動けば、老後もすこやかに暮らせるか!? そんな試みを楽しむ日々を綴ります~~The fitness journey of a Tokyo woman in her 60's

トレードオフを伴う活動~A Trade-off Approach

「トレード・オフ」とは、一方を追求すれば他方が犠牲になる状態。つまり、同時には成立しない二律背反の関係。

 

『独自性を維持するための戦略』と題した、今朝のモーニングサテライトの「モーサテ星野塾」はおもしろかった。星野リゾート代表の星野氏曰はく「トレードオフという犠牲を伴う活動を敢えて複数選択し、他社と差別化することで、簡単には真似されにくい存在を作り出してきた」という。

 

右に行くか左に行くか~この選択は、右を選べば左には行けないのでトレードオフを伴う状態。左に行けないという犠牲を伴うが、こういう選択を重ねていくことで、独自性が生まれるという……ビジネスの世界の話だが、私たちの日常でも同じことが言えるかもしれない。とことん何かに向き合おうとすると、時間もエネルギーも他には使えないというデメリットがあるが、選択したことに対しては満足な結果を出す可能性が高まる。ビジネスのように利益を追求するわけではないから、時には、白か黒かの選択ではなく折衷案のグレーの方がバランスがよかったりするが、ここぞというときにはトレードオフを伴う活動をしてみたい、と思う。

テレビ東京のモーニングサテライト7/15放送分より

昨日は外出前にランニング。今日は雨も降っていたので散歩だけ。スニーカーが濡れることを気にせず歩くのは童心にかえってなんだか楽しかった。最近にしては肌寒く、帰宅後は、ダークチョコレートと珈琲でほっと一息。う~ん、幸せ!

 

ひとつのステージに幕~My New Chapter's Just Started!

「ベールダウン」……最近まで聞いたことがなかった。チャペルで行われる挙式で、ウェディングドレスを身にまとった花嫁がヴァージンロードを歩く前に、フェイスベールを下ろすセレモニー。ヴァージンロードは父親と歩き、ベールダウンは母親が務めることが多いという。母親にとっては、子育てという人生のひとつのステージに幕を下ろす意味があるらしい。昨日、このセレモニーを体験してきた。

 

この2週間ほど、怪我をしたら大変と自粛していたランニング。今日は、午後になってしまったけど、久しぶりに走ってきた。1時間走って辞めようかと思いつつ、自販機で水を補給してからさらにゆるジョグを追加。絶好調ではないけど、2週間足を休めていたので、痛みもなく、走れる喜びを感じた時間。ピンクのユリの花が凛と咲いていた。

 

 

ファストウォーキング~Try A Brisk Walk with Long Strides

ファストウォーキングという言葉をネットで見かけた。いわゆる速歩。時速5km~7kmというから、ゆるジョグより少し遅いくらいのスピードか?

 

ゆるジョグでも走るということは、身体を宙に浮かせる瞬間があるということ。それに比べて歩く場合は、常に片足が地面についているので足裏への衝撃が少なく怪我のリスクも抑えられるという。

 

この3日間、ファストウォーキングにトライしようと、意識してスピードに変化をつけてみた。1キロを、11'23→10'13→9'52。スピードアップするにつれて心拍数も若干上がり、昨日や今日のように㌔10分前後のスピードだと、脂肪燃焼ゾーンを維持できる。活性酸素の産生も抑えられるファストウォーキング!大腿筋膜張筋の痛みが取れても日常に取り入れたい。

ハーコットというフルーツをいただいた。あんずの一種。冷やしておいて、皮ごと食べると、甘酸っぱくてジューシーな果肉が口の中に広がり、ほてった体を冷やしてくれる。自然の恵みに感謝!

 

そそっかしさは直らない~A Careless Person Who Recognizes Her Own Traits

先日、床の雑巾がけをしようとした瞬間、愛用しているfitbitのバンドが切れてしまった。以前にも経験があるので、すぐにネットで注文する。今どきは運がよければ翌日には届けてくれる。就寝時以外は、切れたバンドをヘアゴムで固定して日中を過ごす。

 

そして、期待通り、翌日の水曜日には新しいゴールドのバンドが到着。嬉々としてトラッカーをバンドに装着してみるが……あれっ、嚙み合わない……なぜ???

 

あっ!!!……ここでやっと気づいた。私のはfitbit charge4。それは重々承知していた。なのに、なぜか、本当になぜか、ネットでバンドを検索したときに「charge5」と入力した。よく覚えている。これは、charge4を買ったときにcharge5を買うつもりだった気持ちの残骸なのか。いや、私のケアレスミステイク以外の何物でもない。

 

子供のころから、そそっかしかった。小学6年生の時に修学旅行の集合時間を出発時間と間違えていて、すでにバスに乗り込もうとしていたみんなから心配され、送ってくれた父は先生に平謝りしていた。お財布も2回落としたし、免許証もコンビニの公衆電話に置いてきたことがある(お財布は戻らなかったが、免許証はありがたいことにコンビニが保管してくれていた)。まだ子供たちが年少と年長さんのときに、遊びに来ていた母を東京駅に送りに行った。平日の午前中。荷物を新幹線の車内まで運び、「このまま一緒に旅行に行けたらいいのにね」と言って母と別れて、ホームに出ようとした瞬間、音もなく新幹線が動き出した。運悪く新横浜には止まらない新幹線で私は名古屋まで行った。携帯もない時代。暗記していたママ友(彼女には何度お世話になったことか!感謝してるよ~)に新幹線の公衆電話から電話して子供たちのお迎えを頼んだ……こんな失敗は数多い。小さなそそっかしさは笑って済ませる。大きなそそっかしさは痛みを伴い、誰かに迷惑をかける。

 

この歳までそんな自分と付き合ってきたので、自分の欠点は認識している。なにか不備があったら、まず疑うのは自分自身。なので、仕事やプライベートでもここぞというときは、指差し確認、声出し確認を心掛けてきたけど、やっぱり、直らないね~そそっかしさ!涙

 

結局デバイスフリーな夜が3日。切れたバンドとcharge4の新しいバンドとcharge5の新しいバンド

 

参院選の投票日は、大事な用事があるので、期日前投票に行ってきた。建物の6階が会場だったが、迷わず階段を使う。上りながらふと見ると、階段わきに上った階段の数字が貼ってある。健康増進のための計らい~いいね!!

 

2022年前半が終わって~See How I Changed in a Year

一年前に、2021年前半の振り返り(健康運動)をやったのに、2021年後半の振り返りをやっていなかったので、2022年の前半が終わった今のタイミングで、この1年を振り返ってみる。

 

◆運動◆

2021年の後半はとにかく走った。何かにとりつかれたかのようによく走った。私の通訳ガイドや翻訳の仕事は、クライアントからのフィードバック、あるいは仕事の依頼の継続の有無という形で評価をもらうが、ランニングは走り終えた直後に、距離もペースもスパッと数字で結果がわかる。これがとても心地よく、走るモチベーションにつながった。

 

●月間最長距離:414.02km (2021年8月)
●最長:5'51/kmで20.07km (2021年10月26日)
●最速:10.22kmを5'11/km (2021年11月10日)

 

 

結果として、昨秋から㌔5分台で10㎞を走ることをルーチンにしてきたが、急に全力投球で走りすぎた結果、初冬のころから、いろいろなところに違和感や痛みが出始める。正直に言うと、違和感を感じても走りたい気持ちのほうが強く、様子を見ながらだましだまし走った時もあった。それでも、過去の痛い経験と冬の寒さもあって、今年に入ってから走る頻度はぐっと少なくなった。そして、今は、計測するとペースも距離も気になるので、大腿筋膜張筋(たぶん)の違和感が取れるまでは計測しないゆるランか散歩を実行中。ずっと長く10年後も走っていたいので、ゆっくりじっくり足を休めて、しっかりと自分でケアできるような知識と経験を身につけたい。

 

ヨガやストレッチは、気持ちいいので変わらず続けているが、筋トレはなかなか定着しない……。ただうれしいことに、太陽礼拝のときの腕立て伏せのようなポーズのときに前より深く腕を曲げることができるようになった。これは、昨秋から朝のルーチンに定着したプランクのおかげかもしれない(プランク4分以上~今日は5分やった!)。ダンスは、ラテン系をやりたいと思いつつも、なかなか時間も取れずノーアクション。

 

なので、この猛暑の3日間は、なるべく公園の日陰を選んで散歩(ほぼ脂肪燃焼ゾーン)……と、ベンチを利用した腕立て伏せを10回×3(きれいなフォームでやっていた年配の男性を真似してみる)。

 

◆健康◆

ありがたいことに、この1年は病気もせず、元気に暮らすことができた。食生活は、変わらずゆるヴィーガン。時々動物たんぱく質を食べてみるが、いつものプラントベースのほうが断然調子がいいと感じている。最近は、卵もチーズも食べていない。疲れた時に豆乳ヨーグルトに入れる蜂蜜くらい? 食は人によって好みが違う。やっぱり思うのは、ある程度年齢がいったら「自分が納得できて美味しいと感じるものを食べる」~これが一番ではないだろうか。

 

睡眠は?というと、質の点でも量の点でも、反省点多し。仕事量と運動量との関係も考えて、質を高めたい。体重と体脂肪は1年前から増えたが、骨格筋量や基礎代謝量も増えている。以前のように走れない今、これを好機と前向きにとらえて、筋トレをルーティンに取り入れ、もっと筋肉量を増やそう。寒い冬でも自分の身体で熱を産出できる体を目指したい。

グラフの推移は家庭用Inbodyを購入した2021年1/13~

 

なにはともあれ、自分の足で歩けて、美味しい食事が取れて、夜には心地よく眠りにつけることに感謝。健康に高をくくらず、老いていく過程を楽しみながら、ゲーム感覚で日々精進したい。

食感も栄養も~Crispy and Nutritious

4月に長野に行ったときに買って、うっかりその存在を忘れたままになっていた蕎麦の実。賞味期限が切れてなくてよかった。さっそくフライパンで炒って、タッパーにストック。サラダやヨーグルトなどにかけて美味しく食べている。

 

 

いつも何事においてもおおざっぱなので、蕎麦の実はロシアのバレリーナダンサーたちがよく食べていて、健康にいいくらいしか、頭に残っていなかったけど、今回改めてパッケージの表を見て「ルチン10mg」という記載に目が留まった。調べてみると、ルチンとは、毛細血管の働きを強化して、脳出血や出血性の病気の予防効果がある栄養成分で、ビタミンPとも呼ばれるらしい。加齢とともに弾力性を失うと言われている血管を強くし、血液をスムーズに流す作用があるルチン。つぶつぶ食感が好きなら、うれしい食材に間違いない。

 

フライパンで約10分。色づいてきたらOK。キッチンが香ばしさに包まれる。高野豆腐の酢の物にもトッピング

 

最近、fitbitのエクササイズの種類を変更できることを知ったので、ヨガを追加して、心拍数がどれくらいなのかを調べてみた。3日間とも、いつもお世話になっているYoutubeのNatsukiさんのアシュタンガヨガ。

www.youtube.com

 

リビングは風が通るのでエアコンをつけずにやるとウェアが汗でびっしょり。しかし、心拍数は思ったよりも上がっていない……fitbitは運動時の心拍数を下記のように示す。

●脂肪燃焼ゾーン:心拍数予備力の40〜59%相当する心拍数
有酸素運動ゾーン:心拍数予備力の60〜84%相当する心拍数
●ピークゾーン:心拍予備力の85%以上相当する心拍数

下記のグラフで、黄色は脂肪燃焼ゾーン。緑は脂肪燃焼ゾーンよりも低い心拍数ということで、ゾーン未満。走ると、ゆるランでもすぐに有酸素運動ゾーンまで上がるのに、おもしろい。ゾーン未満でもヨガが心身に与えてくれるものは大きい。感謝!

 

おニューに力を借りる~For Running, Yoga, and Daily Use

真夏がやってきた。寒いより暑いほうが好きだけど、ここ数日は快適を通り越す暑さ。週末に出かけたついでに、娘から勧められていたlululemonでレギンスを購入。薄くて軽くて、夏のランにもヨガにも普段使いにもOKで実用的。

今朝は、朝焼けを拝んで、今日も暑くなることを確信したものの、ぐずぐずしていたら、あっというまに10時過ぎ。週末は休足日にしたので今日は走りたい。これはもう新しいレギンスの力を借りるしかない。35℃の気温に負けないように、水分と塩分補給も忘れずに、新しいレギンスを履いてゆるランと散歩。暑いけど、外に出てしまうと、動きたい気持ちが顔を出す。先日まで蕾だったユリの花が強い日差しに力を得たように、見事に開花していた。さあ、私も頑張ろう!