2022年サッカーW杯が始まった。そして、ご存じのとおり日本は初戦でドイツに2:1で逆転勝利!!!
雨で寒かった昨日。キックオフは午後10時だ。いつもはすでに寝入っている時間帯だけど、どうしても見たかったので、まだ小ぶりの朝早くに散歩し、午後から昼寝をしてテレビ観戦した。
開催地のカタールの首都、ドーハと聞くと、29年前(そんなに昔だったことにびっくり)を思い出す。翌年のW杯出場をかけたアジア地区最終予選が行われた地。念願の本戦出場が確実と思われた最終のイラク戦で、なんと、日本はアディショナルタイム(当時はロスタイムと呼ばれていた)に失点し、結果的に得失点差でグループ3位となり予選敗退に終わる。その後、「ドーハの悲劇」と語り継がれるようになった試合だった。
同じドーハで、昨日は1点ビハインドで折り返した後半に日本は2回ドイツのゴールネットを揺らし、大金星を挙げた。メディアが称賛するように、まさにドーハの歓喜だ。
同点ゴールと決勝ゴール……何度見ても涙が出てくる(昔から涙腺がゆるい)。このゴールの裏にあるもの……点を決めた選手だけでなく、過去に戦った選手たち、選抜されなかった選手たち、はたまた寒空のなかでも息を切らしてボールを追いかけているちびっこプレーヤーたち、あるいはさまざまな形でサポートする人たちに至るまで、悲劇を歓喜に変えた日本サッカー界の地道な努力が透けて見えるようだ。いや、サッカーだけでなく、他のスポーツの選手はもちろん、仕事でも趣味でも、夢や目標に向かって日々力を尽くし励んでいる人たちが見えてくる。大きな感動をありがとう⚽