信州は千曲市の「萱の庵(かやのいおり)」の蕎麦プリンをいただいた。普段、プリンはあまり食べないがこれは絶品!控えめな甘さと蕎麦の実の食感に舌がとろけていく。ノックダウンされる美味しさだ。
蕎麦の実は、ロシアのバレリーナダンサーたちが、しなやかなボディを作るために普段の食事に取り入れているという。ビタミンB2、食物繊維、そして「レジスタントプロテイン」と呼ばれるたんぱく質が豊富なスーパーフードだ。
日本では蕎麦と言えば、麺を思い浮かべることが多いと思うが、蕎麦粉を使ったクレープ風のガレットもおしゃれ。表参道と神楽坂の「ル ブルターニュ」はロケーションもよくおすすめだ。手軽に常食するなら、蕎麦の実をフライパンで炒めておいて、豆乳ヨーグルトに入れたりサラダにかけたりするとつぶつぶの食感で美味しさも倍増。舌も脳も目も満足させてくれる食材は、身の回りに溢れている。
春めいた陽気に誘われて、昼から10㎞ランニング。公園まで歩く道も日差したっぷりでうれしい限り。ウクライナ情勢やコロナの状況を思えば心が沈む毎日だが、自然界が春の到来を告げるように、どちらも好転していってほしいと願わずにはいられない。