60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

よく動けば、老後もすこやかに暮らせるか!? そんな試みを楽しむ日々を綴ります~~The fitness journey of a Tokyo woman in her 60's

小さくても本気の力は大きい~What She Gave Me is Priceless!

先日、男子プロバスケットボールの試合を見る機会があった。

 

記憶をたどると、私が最初に夢中になった運動は、小学生の頃のポートボール。きっと若い世代の人は知らないだろう……バスケットボールと似た球技だが、バスケットゴールの代わりに台に乗ったゴールマンがボールをキャッチすると得点でき、相手チームのガードマンがゴールマンの前でジャンプしてそのゴールを阻止する。フィールドプレーヤーは5人。バスケットボールの子供版というような競技かな。学校から帰ったら所属するチームの友達と、山道を「ファイト!ファイト!」なんて声をあげながら走ったり、パスやドリブルを自分たちなりに練習したりしたものだ。6年生の時に、父が付き添ってくれて、汽車(当時、電車のことをそう呼んでいた)に乗って松山まで県大会へ行ったのもよい思い出だ。とにかくおもしろくて我を忘れて楽しんだ。   

 

ポートボールのコート(画像はWEBからお借りしました)/フリースローもあったんだ!!

 

そんな昔のことを思い出しながら、プロフェッショナルによる迫力ある試合を観戦したが、お目当ては、ハーフタイムのチアリーディング。孫娘のチアダンスデビューだ🎵

 

会場までの道すがら、「リハーサルのときにね、ママがいなくなって泣いちゃったの」とコッソリ教えてくれた彼女。ところが、だ。指定された観客席の一角でパパやママたちと本番を待っていたのだが、招集がかかる雰囲気になったとたん、彼女は、躊躇することなく振り返ることなく、さっと階段を駆け下りていった。ほんとにあっという間に。「大丈夫かな、泣いてないかな」という大人たちの心配は全く無用だった。本番では、DJの軽快な呼び出しに合わせて、年上のお姉ちゃんたちにまじって元気よくコート中央まで駆け、堂々と踊り切った。なんと、あっぱれ、小さくても本気になった力は大きい。忘れられない感動をありがとう🥰

 

 

今日は、仕事もなくたっぷり寝たので、久々にNRCで計測してランニング。雨上りで湿気は多かったが、気温21℃の秋の空気は心地いい。スピードを意識するのは久しぶりで、わずか5㎞でヘロヘロだったが、先日の孫娘の本気に勇気をもらい、明日「東京レガシーハーフマラソン」に出走する息子にエールを送る気持ちで、力いっぱい走ってみた。まだまだ秋の花が元気に咲いている。走れることに感謝💕