五感の中でも、脳への刺激が一番強いのは嗅覚だという。
匂いだけが感情や本能に関わる「大脳辺縁系」に
直接伝達されるので、記憶と強くつながっているらしい。
確かに、最近まで道行く人を魅了していた金木犀の甘い香りは、
今でも、瞬時に私を子供の頃へと誘ってくれる。
私の故郷では、金木犀が香る時期に、秋の太鼓祭が行われる。
あの甘い芳香と、壮大な太鼓の音と絢爛豪華な巨大な山車や
かき夫の意気盛んな声、笛の音が私の中では完全にリンクする。
スキンケアはオーガニックの植物由来のものが心地よい。
ほのかな植物の香りが気持ちを落ち着かせてくれる。
写真(↓)はザクロとローズのアロマが香るボディオイル。
乾燥が強くなるこれから出番が多くなる。
今朝はゆっくり起きて、遅めに公園を1周とちょっと、6.35km走って、
1時間ほどクールダウンを兼ねて散歩。
いよいよイチョウの木が色づき始め、臭いで存在感を示し始めた。
あの臭いは、一説によると、銀杏が動物に食べられないように
身を守り、子孫を残すために発しているのだとか。
自然はやっぱりすごい。あっぱれ銀杏!