紫外線対策には、(うっかり忘れなければ)顔と手の甲にサンスクリーンを塗って、マスクとサングラスで顔を覆って、キャップを被る。走る日なら公園までは暑くても長袖のパーカーを羽織るし、走らないときは日傘も使う。
しかし、日差しは容赦ない。
数年前、FIT(個人の外国人旅行者)のお客さんのガイドに明け暮れていた時は、いつもペタンコの靴を履いていた。Uggのローファーやモカシン、プーマのバレーシューズ、エスパドリーユで、足の甲の日焼けが半端なかった。靴底薄めで歩き過ぎがせいか、足底筋膜炎になり、フットケア専門店で施術を受けたりアシックスでソールをカスタマイズしてもらったり悪戦苦闘したあと、MBTに出会ってからはスニーカータイプを履くようになった。なので、足の甲の日焼けはなくなったものの、今は、ランニング時のレギンスとくるぶし靴下の間の日焼けがヤバい……
いまさらだけど、やっぱり日焼け対策にもっと真剣になろう、と決めた。ランや散歩で長めに外にいるときはレギンスより足首もすっぽり包み込んでくれるトレンカタイプがいいかな。
人間の肌は、なんと体重の15%ほどに相当する人体最大の器官だという。表皮、真皮、皮下組織という3つの層で構成されていて、一番外側にある薄い層が表皮。肌の再生と保護を行う。この表皮も5層からなるが、もっとも外側にある角質層がバリア機能を果たしてくれる。アレルギーの原因物質や細菌、ウイルスといった外界からの刺激や異物の侵入を防ぐ役割であるバリア機能を高めるためにも、面倒がらず、栄養とうるおいをしっかり届けるようにしよう。スキンケアも健康管理のひとつ、と心得よ。