60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

よく動けば、老後もすこやかに暮らせるか!? そんな試みを楽しむ日々を綴ります~~The fitness journey of a Tokyo woman in her 60's

若いママの偉業~Necessity is the Mother of Invention

ガイドの仕事をするまで、地下鉄にはほとんど縁がない生活だった。50歳からの約10年のガイド業務で好んで手を挙げたのは、個人の欧米人がゲストの案件。ゲストは都心のホテルに滞在して、専用車利用以外は、公共交通機関を使う。なので、いかにスムーズに地下鉄を乗り換えられるかが、私の大きな懸念事項のひとつだった。4時間か8時間のガイディングだが、行先は事前に決まっていないので、場所がわかっているホテルからの行程を数パターン用意して臨むが、お会いして初めて階段はNGというゲストもいらっしゃる。下見をしていないところをリクエストされたら、笑顔だけど、頭はフルフル回転!ありがたいことに、回数を重ねるにつれて、私の頭の中には、あの駅なら、あのエスカレーターを使って地下に降りて何号車から乗るといいとか、トイレのリクエストがあったらあそこがいいとか、そんな知識が積みあがっていった。

そして、地下鉄ホームで待ち時間がある時に、嬉々として説明したのが「乗り換え便利マップ」(下の写真の一番左)。何号車に乗れば、降車駅で出口やトイレに近いかを教えてくれる優れもの。子供を連れた若いママが苦労した経験から作り上げた案内板だ。ゲストはいつも感嘆し、私も「必要は発明の母だよね」なんてニッコリ。乗り換えの案内は、メトロが出している冊子もあるし、複数のアプリケーションも充実しているみたいだが、私にとってはこのホームの案内板がどれだけありがたかったか。知らない場所へ行くときは、説明(するふり)しながら、何号車に乗ればいいかを確認したものだ。

 

先日、久しぶりに大手町駅地下道を利用した。長い間の工事は完了しているが、5つの地下鉄が乗り入れ、東京駅にも直結している地下道はいまもまだ複雑。工事中は頻繁にルートが変わったし、ゲストと話していてサインを見落とし謝って来た道を引き返した時もあった。雨の日に東京駅から皇居東御苑に行くときは雨を避けるために地下道を利用したが、いつも頭の片隅で東御苑に一番近いパレスビルにつながる出口「C13b」と唱えていた。

 

都内地下鉄ホームにある優れもの/複雑な大手町駅地下/1枚で完結できる地下鉄map/下見する前の必需品

先日シャワーランの人を見かけて、走りたい気持ちが高まり、中殿筋の違和感も緩和されてきたようなので、昨日おそるおそる30分だけ走ってみた。ゆるランだけど、なんと1か月ぶりのランニングだ。うれしいことに、今朝のストレッチやヨガでも悪化は見られない。気温も22度でひんやりするくらい。まさにランニングにうってつけだったので今朝も45分走ってみた。あ~幸せ!

 

昨日と今日のゆるラン/雲間から覗く朝5時の満月を見ながら朝のルーティン/帰り道に見つけた小さな秋

 

今週末は、仕事ゼロでのんびり~たまった家事をやらなきゃだけど、それよりも読書と昼寝を優先させる。お供は、シャカタクのNight Birds🎵エンドレスに聴いていたい♥