60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

60過ぎて、アスリート気取り~Like an Athlete after 60

よく動けば、老後もすこやかに暮らせるか!? そんな試みを楽しむ日々を綴ります~~The fitness journey of a Tokyo woman in her 60's

過去に遭わせてくれる一冊~Taking Me Back to the Past

馴染みのない車に関連した英日の仕事。この3日、あれこれ表現を探るなか、確かあの本……と頭に浮かんできた一冊。数回に及ぶ「本棚お助け隊」を利用した本の大量処分もすり抜けて、今も本棚に収まっている『雨の日には車をみがいて』(五木寛之著、角川書店、1988年)。著者自身の言葉によると、愛車小説であり、恋愛小説であり、人生案内小説。「ぼく」の車と女性との出会いと別れを描いた短編9話だ。

 

28歳の私が買ったのは角川書店の単行本だが、今検索してみたら、その後、角川と集英社から文庫本、今年の1月には幻冬舎から単行本が出ている。どこの書店で手に取ったのかは覚えていないが、五木寛之氏の本だからというより、タイトルに惹かれたはず。そういう本の買い方をしてきたから。当時の私は、自分のやりたい仕事と母親業の両立を目指す長旅が始まったばかり。稼ぐスキルも経験もなくお金もなかったが、若かった。そんな30年以上も過去の私に、この本は遭わせてくれた。

連休も後半に入った昨日は、久しぶりにNRCを起動させてのランニング。以前は、入りのペースがよければ、気持ちが乗って後半にかけてペースアップできたのに、さぼりまくった数か月の結果、後半になるにつれて苦しい。仕方ないね。あせらず、動けることへの感謝を忘れず、無理のない程度に頑張ろう。

 

ランニングの後は、人込みを避けストレッチして、身体をいたわる。白いマーガレットがなんとも愛らしい。

 

そして、仕事のときのお供は、南佳孝の「モンロー・ウォーク」🎵